2011年5月1日、横浜スタジアムにおける横浜ベイスターズ対読売ジャイアンツの13時開始の試合は
ブシロードの協賛で「がんばろう日本 探偵オペラ ミルキィホームズ ゲーム」として開催された。

当初は同年4月10日に「探偵オペラ ミルキィホームズ ゲーム」として設定されていたが、
東日本大震災の影響により中止となり、同日に改めて設定された。

この日の横浜は曇り時々雨(しかも土砂降りもあった)という天候ながら、21,052名もの観客が集まり、
ミルキィホームズの主役の4人の声優(シャーロック・シェリンフォード役の三森すずこさん、
譲崎ネロ役の徳井青空さん、エルキュール・バートン役の佐々木未来さん、
コーデリア・グラウカ役の橘田いずみさん)が試合前ライブ、花束贈呈、始球式などを行った。
ライブ・始球式動画1,2,3,ハマスタWAVE


花束を渡した声優→花束を受け取った選手(背番号)
橘田いずみさん→横浜・内藤雄太選手(39)
三森すずこさん→横浜・藤田一也選手(23)
徳井青空さん→読売・田中大二郎選手(66)
佐々木未来さん→読売・橋本到選手(65)

上から一塁側から三塁側の順。


始球式には4人全員がマウンド上に集まり、三森さんが投球した。
事前に腕が痛くなるほど練習し、コーチをした横浜OBの北川利之氏に褒められるほどに上手く投球できたとの事。
本番ではワインドアップからの躍動感があるフォームだったものの、
山なりで捕手の手前でバウンドし、左打席方向に逸れる投球となってしまうも大歓声を受けた。


この試合のスタメン
先攻・読売ジャイアンツ
打順 守備 打者 背番号
1坂本6
2脇谷23
3小笠原2
4ラミレス5
5長野7
6亀井9
7ライアル33
8加藤40
9トーレス42

後攻・横浜ベイスターズ
打順 守備 打者 背番号
1石川7
2松本6
3スレッジ3
4村田25
5ハーパー42
6吉村31
7渡辺2
8細山田36
9須田20


試合は1回表に横浜の守備にまずいプレーが重なり5失点するも、
4回裏に横浜が4点を返すなどして、4回終了時点で6-5となる接戦となった。
球界屈指のアニメオタクとして知られている読売・西村健太朗投手が
5回裏に中継ぎとして登板、1イニングで3人をノーヒット2奪三振と抑え、
ホールドを記録する活躍を見せるなど中継ぎ・抑えが好投した。
ホームの横浜は7-5で敗戦となり、「追いつかない程度の反撃」に終始したが、
興行としては成功を収めた。

ただし、声優やアイドルなどのコンサートやライブではない興行での
一部の観客による過剰なオタ芸についてはオタクの間でも批判が相次いだ。

ちなみに花束を受け取った4選手のうち、橋本は守備固めで、
他の3選手は代打で出場した。




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